開発行為要請書を提出した際に、市の開発指導課からの要請がいくつか上がってきました。
それが、セットバックと抱き合わせ販売のようにくっついてきた電柱移設。

今回はその電柱移設に関して。


現在の電柱の位置と移設希望場所

購入した土地の南東角地にある、電柱を敷地内に移設して欲しいと要請が有りました。
雑な図ですが、こんな感じです。

図:電柱の位置と移設予定地

白丸のA地点が現在電柱が有る場所です。
確かにこの位置に電柱が有ると、南側道路に侵入するには邪魔ですし、我が家の駐車スペースを南東に設ける予定なので、A地点に無い方が多少楽だなって感じでした。

それで、移設先を検討するわけですが、単純に移動すると黒丸のB地点になる可能性が高いって言われました。

いやいや、B地点は車の出し入れの際に邪魔過ぎるから絶対に嫌だ!
B地点になるなら、移設自体拒否したいって思ってました。

理想としては、埋め立ててくれって感じですが、現実的で理想的な位置としては、北東角地のC地点です。

東電の人と打ち合わせ

電柱の管轄は、電力会社だったりNTTだったりするみたいですが、ウチが移設させる電柱は東電の電柱でした。

って事で、どこに移設したいかを伝えるため、現地で打ち合わせをしました。

そしたら、C地点の北東角地でも移設自体は問題無さそうとの事。

しかし、思わぬ落とし穴的な感じで、理想としたC地点には下水のマスが設置されており、ギリギリまで北東角地に設置するのは無理って事でした。
そのため、C地点から80cm程度左側(西側)に移動する必要が有ると。

何だかずいぶんガッツリ土地内に電柱が入ってきてしまうけど、それが嫌な場合は、B地点かB地点とC地点の中間地点あたりになるっぽく、それだと玄関前だったので、C地点よりやや西側でOKをしました。

この時、ちょっと気になったのが、電柱が奥に入ると、その部分だけ電線も斜めになるのかな?って思ったんですが、横にちょっと延長する、腕金ってのを使うことで、電線自体は同じラインのままって事でした。

なるほど、電柱のそんな事気にしたことも無かったw

最終的な電柱の移設先

図:最終的な電柱の移設位置

つい先日、電柱移設先の最終確認って事で、呼び出されたので現地に行って確認し、C'の位置でお願いしますって伝えてきました。

理想的な位置より少し内側になってしまいましたが、概ね希望通りに移設できる事になって良かったです。

ちなみに、敷地内に電柱を移設すると、年間1,000円くらい(正確な金額忘れたので後から確認して修正予定)振り込まれるようです。
ホント気持ち程度だけど、多少でも貰えるのは有り難いですね。

そもそも、電柱移設自体を拒否することも可能みたいですが、南側道路は3M程度と狭く、その上電柱だけ残ったらセットバックで角部分を隅切りされた意味もなくなるので、移設には素直に応じました。

近隣住民から「あのお宅、セットバックしたのに電柱移設には応じなかった」みたいに陰口言われたら嫌ですし!!

隅切りと言えば、多くの自治体では2Mみたいですが、ウチの場合は3Mの隅切りでした。
購入した土地は50坪近くと比較的余裕があったのでそこまで気にしませんでしたが、狭小地とかで境界ギリギリまで建物を建てる予定だったりすると、この隅切りが2Mなのか3Mなのかは結構な問題になりそうですね。

角地の土地を購入予定の方は隅切りとかも気にした方が良さそうです!

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