やりたいことを詰め込むだけ詰め込んだら、ビックリドッキリな2,000万オーバーと言う見積もりが出てきてしまった前回。
果たして無事に予算内に収まるのか。
まずは、初回見積後の打ち合わせの様子をお伝えします。
工務店との打ち合わせ
見積もりをPDFでもらった2~3日後に、工務店と打ち合わせが有りました。
正直、予算オーバーし過ぎてて、何も考えられずに打ち合わせを迎えた感じです。
考えを放棄した訳じゃない!相手の出方を伺うんや!!
普段の打ち合わせは、他の従業員も居るフロアの端っこの方の打ち合わせ場所みたいな所でやってたんですが、その日は、打ち合わせ場所しか無い専用の部屋での打ち合わせでした。
開始からただならぬ雰囲気です。
その打ち合わせで出てきた大まかな提案としては、
その工務店の標準パックをベースに、譲れない要望から積み上げていく。
と言う内容でした。
つまり、やりたいこと全部入った見積もりから削っていっても終りが見えないから、何もない状態からやりたいことだけ足していくって方向です。
なるほど。
何もない所からとは言え、間取りは変えずに仕様を変えていくイメージです。
坪数を減らすってのも減額案としてはよく有ると思いますが、その打ち合わせの時は坪数を減らす案は出ませんでした。
間取りに関しては「初回プラン完成!」をご確認ください。
で、標準パックから色々足していくと、ざっくり4,000万くらい。600万オーバーです。
んー。
まだ全然予算内に収まる気がしない...
標準パックベースでの話し合いをしていただけでも、4時間くらいは経ってたと思いますが、一向に話がまとまる様子も無かったです。
現実を突きつけられて、ボクたちとしてもその時点では譲れない要望が多すぎたのも大きいと思います。
その後、色々話し合った末、その工務店が直近で建てたモデルハウスをベースにして、やりたいことをやっていくと言う方向になりました。
そのモデルハウスは、無垢のフローリングだったり漆喰系の塗り壁を使っていたり、第1種換気を導入していたりして標準パックより豪華な仕様でした。
なので、そのモデルハウスベースなら最初からやりたいことがある程度叶った状態からスタート出来るだろうって感じでした。
しかし、モデルハウスベースとは言え、モデルハウスベースでの坪単価計算でウチの間取りなどが実現できるかを確認するため、ちゃんと見積もりを出す必要があるって事で、その日の打ち合わせは終わりました。
ブログだと殆ど端折ってるのでさっくり進んでる感じですが、打ち合わせが終わるまでで、おおよそ6時間くらいの長丁場でした...疲れた(;´Д`)
途中、オーバーヒート気味と言うか、ちょっと熱くなってしまったりする場面も有ったりしました。
そこまで諦めたら最初の家づくりのコンセプトからも外れてこない!?くらい色んな減額案が出るので、現実を受け入れられないと言うか、そんなに直ぐに何から何まで諦めたくないみたいな気持ちが強かったんですよね。
注文住宅は大変だってよく聞くけど、ローンの手間とか色々よりは、自分の予算では叶わないことがこんなに多いって現実を受け止めるのが1番大変というかツライ部分だなーって思いました。
ウチの拘りが強すぎるってのも有りますが、一生に一度有るか無いかの家づくりですから、出来るだけ拘りたい!
そんなこんなで打ち合わせが終わって、ボクたちの宿題は、要望の精査やら優先度を決めること。
工務店の宿題は、モデルハウスベースで見積もりを作成し、モデルハウスの坪単価で収めること。
と言う感じになりました。
ここでのポイントは「モデルハウス仕様で、モデルハウスと同じ坪単価で収めること」です。
ボクたちの家をモデルハウスの坪単価でやります!と宣言したのは工務店側なので、向こうもかなりプレッシャーが有ったような気もします。
当然、モデルハウスの坪単価で収まれば、その時点では予算内に収まる計算。
果たしてモデルハウスベースでのボクたちの家の見積もりはどうなったのか!?
続きは、次回に!